宮崎謙介氏 選対委員長辞任の小泉進次郎氏に助言「石破政権は泥船なんで、一緒に沈むんじゃなくて…」
元衆院議員の宮崎謙介氏(43)が3日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、自民党が衆院選に大敗したことを受け、小泉進次郎氏(43)が党の選対委員長を辞任したことについて私見を語った。 【写真あり】滝川クリステル「今日もダンナさんに頼んできました」選挙落ち着き、進次郎氏も子育て&愛犬介護 衆院選では、自民と連立政権を組む公明党とで過半数(233議席)を割り込む215議席にとどまり、これまでのような政権運営が困難になった。自民は国民民主党、日本維新の会に連立与党入りを持ちかけているが、固辞されている。 そんな中、小泉氏は大敗が確定的になった投開票当日の10月27日から、各メディアで辞意を示唆し、翌28日に辞任した。 石破茂首相、森山裕幹事長がともに続投する方向の中、小泉氏だけが責任を取る決断をした。MCの千原ジュニアが「進次郎さんはスパっと辞められたという。あ、さすがという感じがあるんじゃないかな」と評すると、宮崎氏は「そういうふうにも見えると思いますね」と答えた。 一方で、宮崎氏は大敗の責任を本来、取るべき人物に言及した。「そもそも選挙の責任って、最終的に選対委員長じゃなくて、私は幹事長だと思うんです。最後、取り仕切っているのは幹事長なので、幹事長が本来的には辞めますと言わなくちゃいけないのが筋」。小泉氏が責任をかぶる形になっているが、宮崎氏は「進次郎さんが自分の責任だからと言っていますけど、選対委員長って、言わば部長みたいなものなんです。部長が勝手に辞めたな、くらいにしか僕は思ってなくて」と疑問を投げかけた。 小泉氏の次の動きにも言及した。党内に新たに発足する「政治改革本部」の事務局長に、同氏の就任が内定したと各メディアが報じている。しかし、宮崎氏は「僕が思うに、もう進次郎さんのことを考えたら、党の役職をやらない方がいいと思う」と指摘した。「今の石破政権は泥船なんで、進次郎さんが浮上するためには、そこと一緒に沈むんじゃなくて、“いやいや、俺もうそこと縁を切ったからと、お前らと一緒にやらないで、新しい枠組みでやっていくから”というのを立ち上げた方がいいのに」と助言。「やっぱり政権の内部側の人間なんだね、というレッテルは引き続き、張られ続けちゃうので、身の振り方が下手くそだなと思います」と残念がった。