SEOによる流入のコンバージョン率を高めるには?
検索ボリュームに惑わされない
キーワードプランナーなどの各種キーワードツールを使い、検索ボリュームの大きさを重視してキーワードを選定すると、どうしても「自分で解決する方法」のようなキーワードを選択しがちです。しかしこれでは本来のターゲットとズレていますから、どれだけ流入を増やしてもコンバージョンにはつながりません。 一般論ですが、自分で解決する方法を調べている人の数と比較すれば、コンバージョンにつながる見込み客は少数です。その少数の見込み客を誘引する検索キーワードには、それほどの検索ボリュームはないのが普通です。SEOの最終的な目標をコンバージョンの獲得に置くなら、検索ボリュームは小さくても確実に見込み客を集められるキーワードを選定する必要があります。
まとめ
SEOの方法を調べていると、検索ボリュームの大きいキーワードを選定したあとでそれに合わせてコンテンツを企画するという方法を推奨している記事を頻繁に見かけます。しかしその方法は、とにかく検索流入を増やすことだけが目標ならいいでしょうが、コンバージョンの獲得が目標の場合には不適です。 SEOでもリスティング広告と同様にキーワード選定はターゲットユーザーの絞り込みであると考えたうえで、自社の製品やサービスが解決策となる問題や課題や悩みごとを抱えた見込み客が使いそうなキーワードを選びましょう。そうすれば、SEO経由のコンバージョンを増やすことはそう難しくはありません。 P.S. 本コーナーでは、読者の質問にお答えしています。誰にも聞けずに困っていること、現場で感じるふとした疑問など、どしどし質問をお寄せください。