「世界にひとつだけの、あなただけのロボットを」…豊かなカスタマイズ性とスタイリッシュを追求したロボットバトルレーシングゲーム『BREAK ARTS 3』プレイレポ&開発者インタビュー!【デジゲー博 2024】
MercuryStudio: 自分はロボットも アクションも、レースも全部が好きで、好きなものを全て詰め合わせて煮込んだら本作が出来上がりました(笑)。また制作にあたっては宇宙船建造ゲーム『Kerbal Space Program』のカスタマイズの豊かさに影響を受け、「F1」などのカーレースに登場するマシンをロボットパーツのアイデアを考える上での参考としました。レースゲームですと『グランツーリスモ』シリーズから影響を受けましたね。
――前作『BREAK ARTS 2』からの進化点を教えてください。 MercuryStudio: 『BREAK ARTS 2』は、レース要素が強かった作品ですが、本作では操作方法を一新し、アクションゲームに近い手触り感を用意しています。「ロボットは好きなんだけど、レースゲームは敷居が高かった」という声を受け、本作ではバトル要素に非常に力を注ぎました。前作をプレイして諦めてしまった方は、ぜひ、バトルモードだけでも遊んでいただきたいです。また、詳細はまだお伝えできないのですが、オンライン協力プレイも実装の目処が立っています!
――ゲームを作る上でのこだわりを教えてください。
MercuryStudio: 私は「自由すぎるとゲームは作れない」と考えています。そのため、具体的な開発に入る前に、まず「世界観の柱」を立てることを意識しています。
たとえば本作では、「ロボットは個人や企業が設計している」というコンセプトを取り入れています。それぞれの企業には独自の理念や方針があり、それに基づいてロボットが設計されている。こうした各企業のゲーム内での設定を考えるうちに、「ゲーム全体の柱となる世界観」が徐々に形作られていく。このようにして「世界観の柱」を明確にしてから、具体的な開発に取り組んでいます。
コース設計についても同様です。それぞれのコースにおいて、「ゲーム内でどのような目的があってこのコースが作られたのか」を明確に定めてから開発を進めています。
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