健大高崎に県民栄誉賞 センバツ、県勢初優勝 ／群馬
県は２日、第９６回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高野連主催）で県勢初の優勝を果たした健大高崎に県民栄誉賞を贈った。同日に高崎市の同校グラウンドで式典があり、山本一太知事が選手たちに顕彰状と記念の盾を手渡した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 式典には選手や青柳博文監督のほか、吹奏楽部などの部員ら計約２００人が出席した。山本知事は「強い精神力で苦しい場面を乗り越える姿に多くの県民が感動した」と語った。 青柳監督は「県のみなさんの応援で優勝ができた。賞に恥じないように今後も爽やかな野球部を作っていく」と感謝を述べた。また、顕彰状を受け取った箱山遥人主将（３年）は「県勢初の優勝は誇り高い。夏の甲子園でも優勝したい」と意気込みを語った。 県民栄誉賞は、２０２１年東京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール日本代表の県内関係者が受賞し、健大高崎は８例目。【加藤栄】
