金沢駅で越前おろしそばPR 越前市誘客へ電子看板に画像
福井県越前市は秋のそばシーズンに向け、越前おろしそばの発祥の地をPRする画像を北陸新幹線金沢駅のデジタルサイネージ(電子看板)で発信している。そば打ち職人やソバ畑の風景を紹介し、誘客を図っている。 金沢駅から県内へ観光客にもう一足延ばしてもらおうと、市農政課が企画。画像は、北陸新幹線越前たけふ駅を背景に広がるソバ畑、そばを束ねる職人の手元、風情ある石畳の寺町通りの風景を組み合わせた計3種類を用意した。 9月1日から30日まで、同駅コンコース内の柱に設置されたサイネージ20カ所で、15秒間ずつ1日200回表示される。広告費は1カ月間で約30万円。 越前たけふ駅周辺のソバ畑は、9月末にかれんな白い花が見ごろを迎える見通し。 市農政課は「北陸新幹線延伸で福井県への注目度が上がる中、『見てよし、食べてよし』のそばで誘客につなげたい」と話している。