イングランド主将ケイン、26年W杯後も代表続行に意欲
【AFP=時事】サッカーイングランド代表主将のFWハリー・ケイン(31)は18日、過去最高のパフォーマンスを見せられていると話し、2026年のW杯北中米大会を最後に代表を引退すべきとの意見を一蹴した。 【特集】写真で振り返る歴代イングランド代表のビフォーアフター ケインは3-0で勝利した前週のUEFAネーションズリーグ・ギリシャ戦で途中交代させられたが、その後のアイルランド戦では先発に復帰し、自身もゴールを挙げて5-0の大勝に貢献した。 準優勝した今夏の欧州選手権ではしばしば疲れた様子を見せ、決勝トーナメントの全4試合で途中交代となったが、今季は所属するドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンと代表戦で計21試合に出場して20ゴールを記録している。 ケインは英PA通信に対し、「30代になると終わりが近いという認識があると思うが、自分は過去最高のパフォーマンスを発揮しているし、これまでで一番良い状態だと感じている」とコメント。 「あまり先を見据えることは好きではない」としつつ、「W杯は楽しみ」と話し、「米国での大会は素晴らしい機会になるだろうし、究極的にはそこでの優勝が目標だ。自分の今の状態や改善点を見極めることが重要で、それは数年後も変わらない」と続けた。 イングランド代表はリー・カーズリー暫定監督に代わり、来年からトーマス・トゥヘル監督が就任する。 イングランドが1966年を最後に主要国際大会のタイトルから遠ざかっている中、ケインは「自分たちはこれまでに何度か惜しいところまでいった。優勝することが次のステップになる」と意欲を燃やす。 以前にバイエルンで共闘したトゥヘル監督については「彼は主要大会での豊富な経験を持っており、チームに素晴らしいエネルギーをもたらし、戦術的に自分のスタイルやアイデンティティーを植え付けてくれるだろう」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News