ニセ電話に108回支払い 4500万円被害、茨城・つくば
茨城県警は4日、同県つくば市の農業男性(68)が108回にわたり現金を振り込み、計約4500万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件があったと発表した。 県警によると2月上旬、サポートセンター職員を名乗る男から男性に、携帯電話がハッキングされ犯罪に使われているなどと電話があり、ウイルス除去のためとして10万円の電子マネーを購入。その後別の男から、保険料や損害賠償金などが必要と言われ、6月までに108回、計4528万円を口座に振り込んだ。 男性の話を聞いた親族が不審に思い、警察に相談して発覚した。