EXILE NAOTOが魅せる新たなエンターテインメント「愚直なまでに真面目に、一生懸命に、というテーマしかない」
水も抜いて挑んだ撮影
――特にお気に入りの1枚はありますか? タオルミーナの町並みで撮ったものとか……本当に綺麗でしたね。海に続く階段だったりとか。 ――カットのチョイスもNAOTOさんのこだわりが反映されているんですか? そうですね。たくさん撮ってもらったので、僕だけじゃなく、スタッフのみなさんと一緒に選ばせていただきました。 1枚1枚、というわけではなく、全部通しで見させてもらったので、バランスとか、リズムは意識しましたね。好きな写真を並べるだけではなくて、写真集として読み進めていくリズムというか。 ――クールな表情もあれば、無邪気なものもあって……「シーッ!」ってしている表情のものはかわいいですね。 これはポーズの指定があって構えて撮ったわけではないんですよ。カメラマンの方がめちゃめちゃテンション高く盛り上げてくださったんです。レストランで撮影していたんですけど、その時、近くにお客さんがいらっしゃったから、「ちょっと、声のボリュームさげてください!」っていうカメラマンさんに向かっての「シーッ!」ですね(笑)。 ――わりと素の表情のものも入っているんですね。 そうなんですよ。これが使われたんだな、とか、あのときの撮ってたんだ、というものはありました。 ――冒頭でも少し話題が出ましたが、表紙も含め、肉体美というところもあるのかな、と。かなり追い込まれたんですか? 普段から鍛えてはいるんですけど、写真集のときはより研ぎ澄ますというか。初めて水を抜いたりもしました。 行きの飛行機から。24時間、はたまた48時間ぐらい本当に少量だけの水で過ごすという。筋肉と皮の間の水分を抜くことで、筋肉のカットが見えるように。 ――過ごし方がもはやボクサーのようですね……! ちなみに、表紙の撮影はどのタイミングだったんですか? 初日です。もうそれは、「初日にしてください、すみません、勘弁してください!」って言いました(笑)。 ――じゃあ、そのあとは食も満喫できたんですね。 パスタを食べまくりました。水も飲んだし。 表紙は初日なんですけど、海での撮影は3日目なので、パスタだとかをしっかり食べたあとなんです。水抜きした状態と、久々に油分を入れた状態で体の違いがあると思います。ビルダーの方が見たら「ちょっと油入ってるね」みたいなことがたぶん分かっていただけるかと(笑)。