ガウフがWTAファイナルズ優勝 鄭との死闘制す
【AFP=時事】女子テニスのシーズン最終戦、WTAファイナルズは9日、サウジアラビア・リヤドでシングルス決勝が行われ、大会第3シードのココ・ガウフ(米国)が第7シードの鄭欽文(中国)を3-6、6-4、7-6(7-2)で下し、優勝を果たした。 【写真】優勝に歓喜のガウフ(その他全9枚) 3-6、1-3とされ、最終セットも2度のブレークダウンまで追い込まれたところから逆転し、3時間4分の死闘を制した。 20歳のガウフは「今回はサウジアラビアで初めて行われる女子のプロテニスの大会。その意味で私は歴史に永遠に刻まれることになる」と喜び、「この競技においても2番目に大きなタイトルだから大きな意味がある」と話した。 今大会では世界1位のアリーナ・サバレンカと2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)を倒して決勝まで勝ち上がり、ツアー史上最高額の賞金480万5000ドル(約7億3400万円)を獲得した。 パリ五輪金メダルの鄭は惜しくも敗れたが、アジア勢では2013年の李娜(中国)以来となる最終戦の決勝に進んで躍進のシーズンを締めくくり、11日発表の世界ランクでは自己最高の5位に浮上することが決まった。 ダブルス決勝は第2シードのガブリエラ・ドンブロフスキ(カナダ)/エリン・ラウトリフ(ニュージーランド)組が第8シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)/テイラー・タウンゼント(米国)組を7-5、6-3で下し、優勝した。【翻訳編集】 AFPBB News