なでしこ清家貴子、パリ五輪選出の瞬間は「電車の中で1人でYouTubeを見てた」 狙うは得点王
パリ五輪(7月26日開幕)に出場するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーに選出されたMF清家貴子(三菱重工浦和)が都内で会見し、喜びを語った。 清家は昨年の女子W杯に続き、自身初の五輪代表に選出。「本当に光栄です。W杯でベスト8で敗退した時から、その悔しさを世界の舞台で晴らしたいと思ってWEリーグで戦ってきた。権利を得られてうれしいし、すごくワクワクした気持ちです」と声を弾ませた。 午後1時から行われたメンバー発表会見の模様は、移動中の電車の中で1人で見ていたという。「実はこの会見の前に浦和レッズのパートナー企業さんのところに表敬訪問に行く予定だったので、その道中の電車の中で(スマートフォンで)YouTubeを見ていました。うれしかったです。でも、1人だったので、(喜びを)グッと押し殺しました」と笑顔で語った。 今季はWEリーグで20得点を挙げて得点王に輝いた。パリ五輪本大会に向けて「自分が点を取ればチームが勝たせる可能性は上がる。自分が出場した試合では得点を目指したいし、達成することでおのずと得点王を見えてくる。正直、そこはあまり意識したくない。一瞬一瞬、チームのためにどんなプレーができるかにフォーカスしたい。でも、達成できたらうれしいなと思います」と力を込めた。
報知新聞社