愛知県田原市でウィキペディアタウン
18人が参加、調べて記事をアップ
地域の偉人や事物、出来事を調べたうえで、インターネット百科事典「ウィキペディア」に記事を作成、編集するイベント「ウィキペディアタウンin田原」が25日、愛知県田原市内で開かれた。市図書館主催で5回目。 講師は、昨年に続きウィキペディア日本語版元管理者の海獺(らっこ)さん。「生まれた頃からスマホがある若い世代は、ネットに情報がないと無価値だと思う傾向にある。ウィキペディアの項目づくりは、人の役に立つ」と説明した。 参加者に出された課題は「豊橋鉄道渥美線」「田原港」「8月14日渥美線機銃掃射事件と『前日物語』」の編集と作成。豊橋鉄道渥美線は既存の項目があるので、より難易度が高いという。残り二つは新規項目だ。 参加者18人は、市博物館の学芸員や市図書館の司書の手助けを受けながら、三河田原駅の遺構や田原港などを見学。また市博物館で展示内容の説明を受けた。 その後、崋山会館で3班に別れてウィキペディアの記事を編集。各班が内容を発表し、海獺さんが講評した。 【山田一晶】
東愛知新聞社