『アーサー・マッケン自伝』(国書刊行会)(国書刊行会)「現実の生を耐えられるものにする」ために作り出した、もう一つの生としての幻想世界―アーサー・マッケン『アーサー・マッケン自伝』若島 正による書評【関連記事】かつての怪奇短篇小説の味わいをふたたび。読者は平井呈一の芸を通して、恐怖の愉しみを知るだろう―A・ブラックウッド他『幽霊島』若島 正による書評小説の初めに言葉ありき。この短篇集はそんな古くて新しいことを再認識させてくれる―リチャード・ミドルトン『幽霊船』豊崎 由美による書評現代小説には発見できないような生々しい力を持つ、「幻想文学の金字塔」―M・P・シール『紫の雲』若島 正による書評息の合った名訳による新しい文学世界―チャールズ・ラム,藤巻明『完訳・エリア随筆 I』池内 紀による書評おしゃべりで行動的な「絶滅」の物語―川端 裕人『ドードー鳥と孤独鳥』渡辺 祐真による書評