台風10号の影響…静岡県内は各地で大雨、きょう午前まで線状降水帯発生の恐れ
日テレNEWS NNN
台風10号の影響で29日、静岡県内は各地で大雨となりました。30日午前までに線状降水帯が発生する可能性もあり、気象台は警戒を呼び掛けています。 静岡地方気象台によりますと、静岡市駿河区では29日午後6時までの1時間に69.5ミリの非常に激しい雨が観測され、道路の冠水などの被害が相次ぎました。 このうち、静岡市清水区を流れる巴川水系の和田川が氾濫した可能性があることから、静岡市は周辺に一時、警戒レベルが最も高い緊急安全確保を発表しましたが、その後、川の水位が下がったため、避難指示に切り替えました。 30日午前0時現在、県内では土砂災害警戒情報が中部、西部、富士山南西、伊豆南で発表されていて、避難指示が静岡市、浜松市、焼津市など5つの市の一部地域に発表されています。 気象台は30日の午前にかけて、静岡県に線状降水帯が発生する可能性があると警戒を呼び掛けています。 また、JR東海によりますと、30日の始発から、東海道新幹線は三島駅から名古屋駅間で終日運休するほか、東海道線も富士駅から豊橋駅間で始発から運休する予定です。