【展望】昨夏甲子園準Vの仙台育英が有力候補 東北、東陵も侮れず今夏は波乱の予想/宮城
第106回全国高校野球選手権宮城県大会(7月6日開幕)の組み合わせ抽選会が24日、名取市内で行われた。 昨夏甲子園準Vの仙台育英が有力候補だ。今春は193センチ右腕の山口廉王投手(3年)を軸に豊富な投手陣で県王者に輝いた。また同東北大会に昨秋エースの佐々木広太郎投手(3年)がけがから復帰。夏目前で集中的に力を入れる打撃と、さらに厚みを増した投手陣で3連覇を狙う。初戦は松島-白石の勝者と対戦する。 その後を秋春東北大会出場の聖和学園やノーシードの東北が追う。さらに昨秋は仙台育英、今春は東北を破った東陵も侮れない。両試合で先発した184センチ左腕・熊谷太雅投手(3年)が勝利の鍵を握る。初戦から好カードぞろいの今夏は波乱が予想される。