タグ・ホイヤーは10色、ノモス グラスヒュッテは31色! ポップなカラバリに流行の兆し【おしゃれな大人の時計対談】
ジュネーヴで開かれた世界最大級の時計見本市を終えて、新たに見えてきた潮流とは? 時計連載でもお馴染みの二人がマニアックな対談をお届けする。 【写真】おしゃれな大人の時計対談|タグ・ホイヤーは10色、ノモス グラスヒュッテは31色! カラーバリエーションをもっと見る
全部欲しい! ポップなカラバリも流行の兆し
篠田 カラーダイヤルはすっかり定番化しましたが、今年はカラーバリエーションがとにかく目立ったモデルが二つありました。まずはノモス グラスヒュッテ。なんと31色ものカラーバリエーションですよ。 小林 ベースとなる時計はすごくシンプルなのに、配色によって全然違う印象になるんだね。31色ということは、毎日違う色を楽しんでくださいってことでしょ。 篠田 Haifischgrau(シャークグレー)、Kanari(カナリア)、Stop(ストップ)など色のネーミングも面白いですし、コミュニケーションツールにもなりそう。
小林 タグ・ホイヤーの「タグ・ホイヤー×Kith」も面白い。このカラーリングは、1980~’90年代のカラフルなF1マシンを思い出しました。ベネトンチームとかね。 篠田 全部で10色あって、うち7色はKithのショップがある都市にちなんでいるそうで、例えばNew YorkにTokyo。クオーツモデルですし、価格も控えめなので多色買いしたいところですが、残念ながらすべて完売だそうです。 小林 それはすごい! でもこういう時計がウケるのはわかるな。僕らの世代にとっては懐かしく、若い世代にとっては新鮮に感じるでしょ。シンプルなファッションに合わせて、アクセサリー的に楽しむなら、こういうポップな色もいいよね。