「父橋」架け替え開通 大洲・肱川中流 住民ら通り初め(愛媛)
大洲市の肱川中流域にあり、2018年の西日本豪雨を受けた激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)による堤防整備のため架け替え工事が行われていた父橋(同市菅田町大竹)が28日、開通した。市道の一部だが県管理区間の堤防整備と一体的に進めるため、市から受託した県が19年4月に事業着手、20年4月から設計・工事を実施していた。 開通式では中村時広知事が「西日本豪雨と同等の雨量でも沈まない設計で、住民の重要なインフラとなる橋が完成した」、二宮隆久市長は「開通で地域の利便性が向上し、安心して暮らせるまちづくりに近づくと確信する」とあいさつ。参加者はテープカットと通り初めで完成を祝った。
愛媛新聞社