小池都知事が記者会見7月3日(全文1)感染防止徹底宣言ステッカーを目印に
東京都の小池百合子知事は3日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事「お店の利用は、感染防止徹底宣言ステッカーを貼っているお店で(2020年7月3日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事「お店の利用は、感染防止徹底宣言ステッカーを貼っているお店で ◇ ◇
2カ月ぶりに100人超え
小池:それでは本日の記者会見を始めます。今日はちょっとお尻が決まっているもので、まず私から2本お伝えをさせていただきます。 まずはコロナ関連であります。きのう都内の新規陽性者が107人という、100人台に乗せました。そして本日も124名ということで、100人台が続いているという状況であります。緊急事態宣言下であります5月2日、この日は154名の数字、陽性者を出したわけでありますけれども、2カ月ぶりに100人を超えているという状況でございます。 都といたしまして、現状はよりいっそうの警戒が必要であるという認識から、昨日、感染拡大を警戒ということで、今、どのレベルにいるのかということをお伝えしたところでございます。また、特に都民の皆さま方におかれましては夜の街、いわゆる夜の街、夜の繁華街における接待を伴う飲食店などで3つの密が集積するような危険性の高い施設への外出などについてはお控えいただきたいということを申し上げたわけであります。
利用者側の協力もお願いしたい
特に新規感染者が多く確認されているのが、きのうも申し上げました新宿エリア、池袋エリアでございます。適切な感染拡大防止策を講じておられる都の感染防止の、まずチェックリストでそれぞれのお店がガイドラインに沿った対策を取っておられるかどうかチェックをしていただいて、その上でこのステッカーがダウンロードできる、プリントアウトができるという、このような仕掛けになっておりまして、今、だいたい5000件お貼りいただいているというところまでまいりました。 ぜひ、この感染防止徹底宣言ステッカーを貼ってあるお店を選ぶなど、十分にご注意をいただきたいと、目印にしていただきたいと。このステッカーに表示されて、ここのところにQRコードが表示されているわけでございますけれども、これによってじゃあどんなことをこのお店はやっていますかという、その取り組み内容をここから確認をしていただくことによって、より安心してそのお店をご利用いただくということであります。 それから手指消毒であるとか、それからグラスをみんなで飲み回すとか、おちょこを飲み回すとか、小さなことのようでありますけれども、それがウイルスをうつすという、これまでもいろいろなケースがございます。よって、これらの小さなことだけれども、そのあとの感染症につながっていくということをご認識いただいて、感染拡大防止策に、利用者の側としてのご協力もお願いしたいと存じます。 それから都立の施設に加えまして、きのうからこちら、45階の展望台も再開したところでございますが、そのような都立の施設において見守りサービスを付けております。都立施設に入館されるときに、QRコード、またLINEなどでエントリーしていただくと、そのあとの行動で個人情報を守りながらお知らせをするということであります。 このような、これらを今、店舗へも拡大をしておりまして、お店が、事業者がこの見守りサービスを使っていただく。また、国のほうも先日発表されました、接触確認アプリ、通称COCOAでありますけど、こちらのほうもご活用いただいて、情報を受け取る、危険だというような情報を個々人でも受け取れるように、いろんな工夫がここへ来まして加速度的に進んでいるということで、ご利用いただければと思います。これによって早期の感染の可能性の把握、そして早期相談にもつなげていただきたいと存じます。 それから事業者の皆さまですけれども、都、そして業界団体が作成されます感染拡大予防ガイドライン、これに基づいて体温測定などの従業員の体調管理、それから店舗内の小まめな消毒などの感染防止策、こちらのほうの徹底をあらためてお願いを申し上げます。