【阪神】8回に逆転許し手痛い敗戦 佐藤輝明痛恨エラーから完投ペースの村上頌樹が中日打線につかまる
◇プロ野球セ・リーグ 中日4ー2阪神(14日、豊橋) 阪神は1点を追う6回、内野ゴロの間に逆転します。しかし8回、村上頌樹投手が中日打線につかまり、一挙3点を奪われ逆転負けを喫しました。 【画像】ハイタッチをする阪神・岡田彰布監督 阪神の先発は村上投手。試合前までの防御率は「0.88」と、今季も好調をキープしていました。 その村上投手は3回、中日・田中幹也選手にタイムリーを浴び1点を失います。しかしそれ以降は中日打線を封じ込め、チャンスをつくらせませんでした。 すると6回に佐藤輝明選手にツーベースが飛び出すと、1アウト2、3塁のチャンスに。フィルダースチョイスと内野ゴロの間に2点を奪い、逆転に成功しました。 村上投手と中日の先発・高橋宏斗投手との投手戦が繰り広げられる中、試合が大きく動いたのは8回裏でした。 中日の先頭の岡林勇希選手にツーベースを浴びると、続く田中選手の送りバントはキャッチャーの前へ。キャッチャーの坂本誠志郎選手がサードに送球し三塁封殺を狙いますが、サードの佐藤輝明選手が落球。痛恨のエラーでノーアウト1、3塁とすると、カリステ選手にタイムリーを浴び同点に追いつかれました。 さらに細川成也選手をフォアボールで歩かせ、なおもノーアウト満塁のピンチ。ここで中田翔選手を三振に仕留めますが、続く石川昂弥選手に2点タイムリーを浴び、逆転を許しました。 ミスが響き逆転負けを喫した阪神。ここまで中日には4連勝中と得意の相手でしたが、手痛い敗戦となりました。