ロシア軍、人道支援の配布地攻撃 ボランティア女性2人けが
【キーウ、モスクワ共同】ウクライナ南部ヘルソン州は11日、ロシア軍が州都ヘルソン西方の村にある人道支援の配布地を無人機で攻撃し、ボランティアの女性2人が脳挫傷などのけがを負ったと発表した。 検察当局は11日、東部ハリコフ州ボウチャンスク近郊の集落をロシア軍が空爆し3人が死亡したと発表した。飛行爆弾が投下されたとみられ、集合住宅や商業施設が損壊した。ハリコフ州のロシア側制圧地域トップのガンチェフ氏は11日、同州で実効支配している集落数は計52に上ると主張した。内訳は東部で39、北部で13集落だという。 東部ドネツク州ポクロウシク近郊でも11日、攻撃で15歳の少年ら3人が死亡した。