日本代表からは? アジア杯ベストイレブン【MF】これぞアジア最強! 今大会の主役が達成した偉業とは?
サッカー日本代表がベスト8で敗退したAFCアジアカップカタール2023(アジア杯)は、カタール代表の優勝で幕を閉じた。今大会で特に活躍が目立った選手をピックアップし、ベストイレブン形式でポジションごとに紹介する。※各データはAFC公式サイトを参照 【画像】日本代表からは? アジア杯ベストイレブンのフォーメーション
MF:アクラム・アフィーフ(カタール代表) 所属クラブ:アル・サッド(カタール) 生年月日:1996年11月18日 アジアカップ2023成績:7試合8得点3アシスト 2019年アジアカップ決勝のサッカー日本代表戦で1得点2アシストを記録したカタール代表のアクラム・アフィーフは、今大会の主役だった。7試合で8得点3アシストを記録している。 今季のカタールリーグで12試合出場13得点と絶好調のアフィーフは、グループリーグで3得点1アシストと活躍すると、決勝トーナメントでも躍動した。準々決勝のイラン代表戦では1得点1アシストを記録し、3-2の勝利に大きく貢献している。 自ら決めるだけでなく、左サイドから対角のスペースに出すロングパスも精度抜群で、対戦相手はシュート、ドリブル、パスと、全てを警戒しなければいけない厄介な選手だった。 ヨルダン代表と対戦した決勝戦では、先制となるPKを獲得して自ら決めると、ソックスの中に仕込んでいたトランプを出して手品を披露。ゴールパフォーマンスでマジックという前代未聞の行動に出たが、“ネタ”を仕込むほど得点する予感が本人にあったのかもしれない。 その後、前半終了間際に負傷し担架でピッチを出てひやりとしたが、すぐにプレーに戻ると、後半にはPKで2点を追加し、今大会唯一となるハットトリックを達成。8得点で大会得点王となり、大会MVPにも選出された。
フットボールチャンネル