“孫の世代”が特殊詐欺被害防止呼びかけ クイズ形式で高齢者に注意促す(島根・益田市)
山陰中央テレビ
地域の高齢者を特殊詐欺の被害から守ろうと、益田市の高校生が警察と連携して、詐欺被害防止を呼びかける講習会を開きました。 益田市の公民館で詐欺の防止策について講演したのは、益田翔陽高校3年生の中間咲樹さんです。 中間さんは、高校の授業の一環で「若者と高齢者の情報格差」というテーマで課題研究をしていて、この活動の中で地域の高齢者から特殊詐欺に関する質問が多く寄せられたことから、益田警察署に相談してこの講習会を開きました。 題して「孫の世代が呼びかける特殊詐欺被害防止講習」、「還付金詐欺は犯人が市役所職員などを装って近づいてくる」など、詐欺の手口について説明し、その対処法についてクイズ形式で高齢者に出題しました。 お年寄り: 「いろいろな手口を使ってくるので、電子マネーとか。電話では本気で話をしないとか、そういうことに気をつけて詐欺に合わないようにしたい」 益田翔陽高校・中間咲樹さん: 「親とか、おじいちゃん、おばあちゃんが電話やメールで騙されそうな時は、すぐに教えて注意してと、周りの人が言って欲しいです」 中間さんはこうした活動を通じて、地域の高齢者の防犯意識を高めたいとしています。
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