バルセロナが『ナイキ』と新たに年228億円の10年契約か 244億円の契約ボーナスで喫緊の財政改善
バルセロナが世界的スポーツブランド『ナイキ』と新契約を結ぶ見通しのようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 1998年から『ナイキ』とサプライヤー契約を結ぶバルセロナ。2028年まで残る現行契約の内容にジョアン・ラポルタ会長が不満を抱き、『プーマ』への乗り換え案や 自社ブランドを新たなサプライヤーとする案が浮かぶ状況だったが、『ナイキ』とこの1年にわたって交渉を続け、大筋合意したという。 大まかな部分は合意に至り、この10月中にも完全決着。今後の10年間にもおよぶ契約になり、1シーズンあたり1億4000万ユーロ(約228億5000万円)が支払われるようだ。また、契約ボーナスとしてまず1億5000万ユーロ(約244億8000万円)を受け取る模様だ。 その後は不確定の部分とされるが、1億2500万ユーロ(約204億円)が入りうるといい、昨季も『Barca Vision』の一部売却による未払いで9100万ユーロの赤字を計上したバルセロナにとって、財務状況の改善にひと役買うとみられる。 また、『ナイキ』との新たな契約は選手の獲得費と売却費の差額を均等に保つ、いわゆる「1:1ルール」を取り戻せる運びとなり、いまだに何選手かを登録できていない状況の解消や、来夏の補強にもつながるそうだ。 なお、発表時期は現時点ではっきりしていないものの、19日に開催が予定されるクラブの代表者会議前に発表される可能性があるとのことだ。
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