人気のホットハッチ、スズキ「スイフトスポーツ」がコスパ抜群、超驚きの119万円~でデビュー【今日は何の日?6月12日】
●2代目で基本設計を刷新し人気ホットハッチへと成長
2004年にスイフトがモデルチェンジし、丸みのある洗練されたデザインの2代目に移行。最大の特徴は、初代で不評だった軽ベースのプラットフォームを止め、コンパクトカーの専用設計に刷新したこと。 これを受けて、スイスポも2005年に2代目が登場。スポーティさを強調するため、専用エアロパーツやテールランプユニット、大型フロントバンパーなどが装備された。エンジン排気量を1.6Lに拡大、初代と同様に高圧縮比や鍛造ピストンなどでチューンニングされ、サスペンション、ブレーキにも専用部品が採用された。 剛性を高めた軽量ボディに、6800rpmで最高出力125psを発生する高性能エンジンを搭載した2代目スイフトスポーツは、軽快な走りで人気爆発。国内外でホットハッチを代表するモデルとなり、ここから今に続くスイスポの快進撃が始まったのだ。 ・・・・・・ スズキは、公式には軽のイメージを一掃して国内外で人気を獲得した2代目を初代スイフト、スイスポとしている。初代は、海外ではカルタスをベースにした「スイフト」が併売されていた関係で、区別するためにイグニスを名乗っていたことから、初代の栄誉が与えられなかったらしい。とはいえ、国内で初めてスイフト、スイスポを名乗ったのだから紛れもなく初代なので、本稿では初代として扱った。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
竹村 純