帰省した妹が財布を紛失!「2万円の買い物をしたいからクレカを貸してほしい」とお願いされたのですが、家族間なら問題ないでしょうか…?
家族にお金を貸したい場合の対処法
今回の帰省中の妹に貸したいケースのように、別居している家族に一時的にお金を貸したい場合、次のような方法で対処すると良いでしょう。 ■現金を貸す 現金を直接渡すことは、最もシンプルな方法だといえます。必要な分だけ貸すことで、相手が使いすぎるという事態を避けられます。後々のトラブルを避けるために、「いくら貸したか」「いつまでに返すのか」を明確に残しておくと良いでしょう。 ■スマホ決済サービスで送金する スマホ決済サービスを利用して、お金を送金する方法もあります。PayPayなどのアプリを使用すれば、すぐにお金を送ることができます。使える場所が限定されるというデメリットはありますが、送金履歴が残るため、後でお金を返してもらうときの証拠としても使えるでしょう。
思わぬ金銭トラブルに! カードの貸し借りはやめよう
たとえ家族であっても、クレジットカードを第三者に貸すことは規約違反に当たります。本人以外の人がクレジットカードを利用すると、本来受けられるはずの補償を受けられなくなる可能性があるため、注意が必要です。 お金の貸し借りを行う場合、現金を渡す、スマホ決済サービスで送金するといった方法で対処すると良いでしょう。家族間だからこそ、約束が曖昧になったり忘れられたりして、トラブルが生じやすいともいえます。金銭のやり取りは慎重に行うようにしてくださいね。 出典 楽天カード カード会員規約 三井住友カード 三井住友カード会員規約(個人会員用) JCBカード 会員規約(個人用) 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部