奥行き30cmの棚を新居に設置。キッチン、玄関、リビングが使いやすい
畳コーナー:散らかりがちなプリントや書類の収納場所に
こちらはリビング横の畳コーナーにつくった収納です。この場所にはなにを収納するか、明確には決めていません。おもにリビングからあふれたプリントや書類などを、避難させる場所になっています。 今は以下のものを収納しています。 ・A4の書類ケース(ほぼピッタリ) ・プリンター(ジャストフィット) ・思い出の品(上段はディスプレイ棚に) さらにパソコンデスクとして使用することもあります。 この場所は、リビングからは死角になっています。ですから、リビングからあふれたものを収納しても目に入りません。写真のようにプリンターや書類が、奥行き30cmの棚にすっきり納まっています。 本当は推しグッズのディスプレイ棚にしたいと思っていました。それはまだ実現できていませんが、こまごましたものの置き場として活躍しています。
シューズクローク:靴や100均の収納ケースがピッタリ収まる
こちらはわが家のシューズクロークです。靴の収納がメインなので、棚板の奥行きを30cmにしました。 こちらも以下のものがピッタリ収納できて大満足。 ・靴類 ・100均のシューズケース ・小物の入れる100均の収納ケース ・棚に敷く食器棚シート シューズクロークの棚板にじかに靴を置くのは、ちょっと抵抗が。そこで食器棚シートを敷いてみたら、これもピッタリでした。 シューズクロークには、靴以外にも園芸用品、ハンカチやティッシュなど外出時に使うもの、靴のケア用品、ペット用品なども、100均の収納ケースに入れて置いています。 30cmという奥行きが、取り出しやすくて片づけやすい、ベストなサイズだったと実感しています。
唯一の後悔はカウンター、30cmでは食事で使えなかった
棚とは別の話となりますが。じつは、軽食をとるためにつくったキッチンカウンターの奥行きも30cmにしました。あまり大きいとジャマになると思い、このサイズにしたのですが…。とても使い勝手が悪くて、食事にはほぼ使えません。 軽くお茶を飲む程度にはよいけれど、食事するには30cmでは窮屈。あとからわかったことですが、ゆったり食事するには奥行き50cmは必要だったようです。 こうしたことは素人ではわからないので、工務店さんや大工さんからアドバイスが欲しかった部分。しかし、「施主さん決めてくださいね~」という対応だったので、30cmでオーダーしてしまったのでした。 今は、ディスプレイしたり、サイドテーブルとして使ったり…。カウンターを食事以外の用途で使っています。 以上、奥行き30cmの棚の使い勝手についてレポートしてきました。家の大きさや家族構成、もっているものによって、最適な奥行きは変わるでしょう。わが家の例を参考のひとつとしていただけたら幸いです。
花谷華子