桑原悠が前節V機に不満の表情/ボートレース児島
ボートレース児島の「スポーツニッポン杯」は、22日に前検が行われた。 初日12R「スポニチ選抜」メンバーの山口達也は、「前検は乗りにくい。直線はわかりにくかった。一度5月に乗ったエンジンだが、その時は伸びがなかった。ペラ次第かな」とコメント。地元の意地を見せるべく機力を引き出そうとしている。坂元浩仁は「起こしから回転が上がらない。スタートも決めにくい感じがする。ペラも本体もやるつもりだが、何から手を付けるか考え中」と調整に追われていた。 桑原悠は「乗り心地が良くない。このままでは走り切れない。直線は悪くなかったが、乗れないのでペラを考えます」と前節の優勝エンジンを手にしたものの、課題を抱えている。岡村慶太は「新しいペラに換わって違和感があった。いつもの形に叩いてみたが、特訓でも下がってしまいましたね」と、ペラ合わせに専念。 谷川祐一は「悪くない。押し感があり、スリットの行き足も良かった」と手応えを感じている様子。北野輝季は「鈍い感じはあったが、水をつかむ感覚やグリップ感はあった」と操縦性に手応えを見せており、F2ハンデを克服できのるか注目される。 予選組では藤崎小百合や木下大將の気配が良好。初日は初A級昇格を目指して勝負駆けとなる新井英孝の走りにも注目したい。
マクール