【カープ・新井の言葉】『まっすぐを泳ぐイメージで打て』 守備の達人が“打”でも存在感 矢野雅哉選手の背中を押した言葉とは
ひたむきな努力で掴んだ成長
矢野選手の打撃は好調ですが、裏ではひたむきな努力をしています。全体での試合前練習が行われる約1時間前、まだまだ暑さが残るマツダスタジアムの中、連戦中にも関わらず、恒例の矢野選手の早出練習が行われています。
ホームでもビジターでも、矢野選手が早出で欠かさず行っているのが、小窪コーチとのマンツーマンでの打撃練習です。まずは緩いボールを、それから徐々に速度を上げていきます。練習の意図を小窪コーチに聞きました。 ■カープ 小窪哲也コーチ 「速い球を打つよりは、緩い球でいろんな体のバランスを整えたりだったり、軸足に乗りすぎてるとか、前に行き過ぎてるっていうのは、確認作業のひとつとして、矢野と色々話をしながら、その時が一番本人も分かるっていうんで。はじめ緩い球を打って、そこから速い球を打つんですけど。本当にすごいね、成長は感じていますけどね。」
暑さや連戦中でも日々の大切にしているルーチンの確認作業を行うことについて、矢野選手は「疲れは大丈夫です。」と話していました。今試合に出られることが、矢野選手の喜びにつがっているようです。ビジターゲームの場合は、チームメートがアップ中に打撃練習のルーチン枠をこなしていくそうです。守備だけでなく、努力の末に掴んでいる成長、バッティングに今後も注目です。 【2024年9月18日 広島テレビ「テレビ派」で放送】