50年、役目終え歩道橋を撤去 南砺・福野小前
南砺市福野小前の市道で22日、建設から50年が経過した歩道橋の撤去工事が行われ、住民が児童の通学の安全を確保する役割を終えた橋に感謝した。 歩道橋は老朽化が進み、高齢者が利用しにくい課題もあり、バリアフリー化のため撤去された。長さ14メートル、幅1・5メートル、桁下の高さ4・9メートルで、道路をまたぐ橋としては市内で唯一設置されていた。 工事では22日朝から付近を通行止めにし、階段や橋げた、橋脚を切断し、レッカーでつり上げてトレーラーに積み込んだ。同日夕までに撤去が終わり、道路に新たな横断歩道を描いた。