「アルファードを買うなら絶対に新品がよい! 」と言って譲らない夫。買い物や子育てのため、広い車がほしいのですが、新品である必要はありませんよね?
車の購入を検討する際、新車と中古車のどちらを選ぶべきかは、多くの家庭で大きな悩みとなるポイントです。特にファミリーカーとして人気のアルファードは買い物や子育てに適していると考えられますが、価格が高く、購入に対して夫婦間で意見が割れることも少なくありません。 そこで本記事では、車選びの決め手を解説するとともに、新車・中古車のメリット・デメリットを紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
新車・中古車を購入した決め手
ここでは、ネクステージによる「はじめての愛車」に関する調査をもとに、新車・中古車を購入した人が何を決め手にしていたかを紹介します。新車を購入した人の主な決め手は表1の通りです。 表1
※ネクステージ「「はじめての愛車」に関する調査」より筆者作成 中古車を購入した人の主な決め手は表2の通りです。 表2
※ネクステージ「「はじめての愛車」に関する調査」より筆者作成 新車を購入する人は、安全性や長く乗ることを意識している傾向があるようです。一方、中古車を購入する人の大半は、価格で選ぶ傾向があるようです。
新車を購入するメリット・デメリット
ここでは、新車を購入する際のメリットとデメリットを紹介します。どちらが自分の家庭に合うか参考にしてみてください。 ■メリット 新車を購入するメリットの一つは、税金の優遇措置が挙げられます。新車登録時や、2年目以降の自動車税が減税されるため、長期的にみると節税効果を得られる可能性があります。また、環境性能割(旧自動車取得税)が非課税となるケースもあり、燃費のよいエコカーを選ぶと、さらに経済的メリットが生まれる場合もあります。 ほかにも、新車を購入して数年以内に売却すると高値で買い取ってもらえる可能性があります。中古車市場では、年数が経っていない車の需要が高く、人気車種であればさらに査定額がプラスになることも少なくありません。新車購入は初期費用が高くても、将来的なリセールバリューを見込める点が魅力です。 ■デメリット 新車購入には車両本体価格以外にも、初期登録に諸費用やオプション費用がかかるため、トータルの費用は中古車よりも高くなる傾向があります。また、最初の車検は3年後に控えており、その際には自賠責保険料や自動車重量税も3年分必要です。 新車を購入する際は、予算をしっかりと計算しなければ新車購入が家計の大きな負担になってしまうおそれがあります。また、初期費用だけでなく、長期的な維持費も含めて計画を立てることが大切です。