「解任したい」マンUオーナーは指揮官をクビにしたい?数日以内に監督交代が起きる可能性を現地が報じる「姿勢は明確」
ユナイテッド指揮官とうとうクビか?
プレミアリーグの名門、マンチェスター・ユナイテッドは今季開幕から低調なパフォーマンスが続いている。同クラブの共同オーナーであるジム・ラトクリフ卿は、ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督の去就に対してすでに結論を出しているようだ。英メディア『TEAMTALK』が現地時間9日に報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 開幕7試合を消化して2勝2分3敗の勝点8でリーグ14位につけているユナイテッド。背後には降格圏も見え始めており、名門にはあるまじきスタートを切っている。 現地時間6日に行われたアストン・ヴィラとの試合も無得点の引き分けに終わっており、ユナイテッドはヴィラのホームスタジアムであるヴィラパークでの無失点記録を52年ぶりに更新。さらに7試合でわずか5ゴールしか決めていないのは、72-73シーズン以来となった。また開幕7節を消化した時点で勝点わずか8しか獲得できておらず、これはユナイテッドのプレミアリーグ時代における最悪のスタートとなっている。 同メディアは、「テン・ハフ監督の解任について、共同オーナーのラトクリフ卿の姿勢は明確である」と題して、「指揮官を監督職から解任したいと同僚たちに明言した」と、すでに同監督クビに向けて動き始めていることを報じていた。 もっとも、「夏と同じように、指揮官に変わる適任者を見つけるまで待つつもりである。指揮権は上層部に委ねている状況だ。彼らはあらゆる選択肢を検討しており、今のところ2人の名前が有力候補として上がっている」と述べた上で、元バイエルン・ミュンヘン監督のトーマス・トゥヘル氏と元チェルシー監督のグラハム・ポッター氏交渉が近いうちに行われると伝えている。 記事では、「ポッター監督はユナイテッドでも非常に高く評価されており、クラブとともに成長して、地元で育ってきた才能を最大限に引き出すことができる監督とみなされている。同監督もユナイテッドの指揮官になるチャンスに前向きだと」と言及しており、「テン・ハフ監督が交代する兆しは見えている。すでに決別に向けて準備をしていることから、彼がユナイテッドを去るのは時間の問題だろう」と、今後数日以内に指揮官交代が起こる可能性もあると報じていた。
フットボールチャンネル編集部