気分が上がるだけじゃない! チョコレートの驚くべき5つの健康効果
では、チョコレートを選ぶ時のポイントは?
一般的に、フラボノイド含有量が多いのは、カカオ70%以上のダークチョコレートだと言われている。フラボノイドはチョコ以外にも、ブロッコリや玉ねぎ、フルーツ、お茶などに含まれており、がんや心臓病の予防に効果的なのだそう。 「原材料表示欄に、カカオ豆やカカオ、カカオマス、カカオリカーなどと記載されていれば、フラボノイドが豊富な可能性が高いので、購入時の参考にしてみてください。ただしフラボノイドの含有量は、ミルクチョコレートだと少量、ホワイトチョコレートだとゼロに等しいのでご注意を」とクーパーさん。
3時のおやつにチョコレートはOK?
実は、低GI食品のひとつに分類されるダークチョコレート。おやつに少量を食べたとしても、チョコレートの脂質が糖の吸収を遅らせる作用があるため、血糖値が急上昇することはないそう。また含有されているカフェインは集中力を高め、一時的な脳のエネルギー源になることも研究で明らかになっている。ただカフェインを抑えたい人は、チョコレートにもカフェインが含まれていることをお忘れなく。 少量ならば太る心配もなく、むしろ健康にいいチョコレート。大事なのは、ヘルシーでバランスの整った食事を心がけることと、ミルクチョコレートよりも低脂質で抗酸化作用のあるダークチョコレートを選ぶこと。まずは、気分を上げたい時に取り入れてみてはいかが?
original text : Ceitanna Cooper translation: Reiko Kuwabara photo : Getty Images ※この記事は、海外のサイト『ネットドクター』で掲載されたものの翻訳版です。