人として「豊か」になるため、世の中の流れをニュースで知るのは当然 「ちょうどいい」接し方選んで、整理収納アドバイザーEmiさん
高齢者用に字を大きく、子どもに持ちやすいよう紙面を小さく。かばんに入れて持ち運びやすい新聞があってもいい。「これです」と決まった形のみを押しつけるのでなく、新聞も多様でいい。音声も、好きな声や頭に入りやすい声は人それぞれ。字体もそうだ。選択肢が増えることや選べることが大事だ。 情報の確かさや信頼性は今も変わらない。足を運んで話を聞き、多様なコンテンツを提供する新聞発のニュースへの信頼は大きい。凝り固まることなく選択肢を増やし、新聞を読むと、どのように役立つのか伝えることが、新聞が生き残る道だと思う。 〈Emiさんの略歴〉 1981年生まれ。兵庫県出身。暮らしにまつわる情報発信とオリジナル商品の企画販売を手掛ける「OURHOME」を運営する。2022年から音声メディアVoicyで「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」を配信。近著に「今日から変わる わたしの24時間」(大和書房、24年)がある。中学3年の双子の母。
※この記事は、日本新聞協会と、共同通信をはじめとする加盟社による共同企画です