【40代・50代の眉メイク】眉はふんわり太めで短めが若見えのコツ!上手な描き方をプロが伝授
40代、50代になると、眉が薄く細くなる人が増えてくる。眉メイクで、自眉をそのままなぞり描きすると、古臭いうえに老けて見えてしまうことも。今の理想の眉のバランスとは?人気メイクアップアーティスト、レイナさんが教えてくれた。
薄く細くなった眉はふんわり太めに!
毛は生命力の象徴。眉は若い印象を演出する大切なパーツだ。薄く細くなった眉を、その形のまま描くと頼りない印象に。毛流れに沿って描くのを基本に、眉毛のない部分にも大胆に描き足して、ふんわりナチュラルな太め眉に仕上げよう。
今目指したい理想の眉
今主流の眉は昔よりも短め。眉頭と眉尻は同じ高さに、眉山は白目の外側の端の上に。眉頭は小鼻の内側の延長線上、眉尻のカーブは目と同じカーブに。
<1> 細筆で3色パレットの上のいちばん濃いブラウンを取り、黒目内側の延長線上から眉尻に向かって描く。
<2> 次に眉山から眉尻まで描く。眉の毛流れに沿って、眉尻の終点が上写真の理想の位置になるように。
<3> 太いブラシにパレット中央のブラウンを取り、眉の中央をふんわりと描く。眉山は描こうとしないで。
<4> パレット下の淡いブラウンで眉頭をぼかす。そのまま下につなげて、ノーズシャドウにしよう。
まばら眉はペンシルで密度濃く
●使用したのはこちら なぎなたタイプと極細タイプをセットでき、ふんわり太眉も、1本ずつの描き足しも自在。
基本の眉を描いたあと、毛のない部分があったら、アイブロウペンシルで隙間を埋めるように描き足す。
細眉はリキッドアイブロウで増毛
●使用したのはこちら 0.01㎜のラインが描ける超極細の筆先。眉尻まで、まるで自分の毛であるかのように見せられる。
リキッドアイブロウは、繊細なラインが1本ずつ描ける。毛流れに沿って描き足しながら、眉毛全体の形を整えていく。
【教えてくれたのは】 レイナさん メイクアップアーティスト。女性誌の企画監修、CM、イベント出演など幅広く活動中。完全予約制メイクアップサロン、Crystallineを主宰。近著に『「いくつになってもキレイな人」のメイク』(三笠書房)など 撮影/天日恵美子<モデル> 久々江 満<物> ヘア&メイク/レイナ モデル/竹中友紀子 スタイリスト/日置 彩<モデル> 構成・原文/中込久理