シャツは着回しつくした人が次に手にとる「白Tのようにとにかく着回せる」シャツ
シンプルなワードローブの核を担う白シャツのえりをバンドカラーに更新。パリッとした白シャツの持つキレはそのまま、着回しが長続きする新たな魅力をコーディネートを通してお届け。なじみの少ないバンドカラーシャツの選びのポイントも併せてご紹介します。 ■着回しアイディアが広がる「1枚の選び方」 ≫【写真・白シャツ・コーディネートのプライスなど詳細▶20パターンの着回し一覧】着回しつくしたシャツのえりだけ更新「1枚で着回しが長く続く」バンドカラーシャツの着回しパターン こだわりたいのは単体でも重ね着にも向く、ゆとりのありつつロングすぎないサイズ感やシルエット。さらに白シャツの中でも、かっちりしすぎない見た目、ハリがあるのにやわらかい上質な素材感なら、1枚で幅広いテイストに対応可能。 白T感覚で使えて「きちんと見えるバンドカラー」
素材には超長綿系の細番手で織り上げたブロードクロスを使用。ドレープの効いた美しいボディは上品なツヤ・ハリ感をもち、手ざわりはドレスシャツのようになめらか。 【着回しに向く選びのポイント】 1.普段のシャツより肩ひじ張らず、白Tより力が抜けすぎない、対応力の高い襟ぐり。 2.上からニットを重ねてももたつかない、適度なボリュームのそで。 3.ワイドかつ着丈が長すぎない、すそを入れても出してもバランスがとれるボックスシルエット。 ■バンドカラーによる3つのメリットを着回して検証 01_レイヤードスタイルに「キレを出す」 【赤の配分を整えてデコルテに品と華やぎを】 アイキャッチとなる赤を適量に抑えつつ、カーディガンのトラッドなムードを拾うつなぎ役として、間にバンドカラーのシャツをIN。3枚重ねたレイヤードもパリッとした明度の高い白のおかげで軽やかに。 02_カジュアルなアイテムに「品を加える」 【アクティブなベストを正統派シャツで都会的に】 カジュアル色が強い中、シャツが1点入るだけでぐっと大人っぽく。ユニセックスサイズのシャツならではのほどよいゆとりが、そでやすそに「気だるくキレイ」なニュアンスをメイク。 03_主役の上下を「なじませる」 【無骨なデニムONデニムも和らぐしなやかな白を2枚】 白タートルと白シャツの同系色レイヤードで、首元にクリーンな女性らしさを意識。肩がけしたオレンジのストールやエレガントな小物づかいもハードな印象を穏やかに傾けるポイント。
Composition&Text_GISELe