福士加代子さんが香川県庁訪問 主催の駅伝大会開催に向け
元陸上競技選手の福士加代子さんが11月26日、香川県庁を訪問した。(高松経済新聞) 【写真】和やかな雰囲気で進行した面談 福士さんが主催する駅伝大会「笑って走れば福来たる駅伝(笑福駅伝) in 香川」の来年3月29日の開催が決定したことを受け、訪問したもの。 3回目を迎える同大会。陸上競技場・屋島レクザムフィールド(高松市屋島中町)で開催し、楽しんで走ることを目的にした「エンジョイラン」の大会をうたう。今年3月の大会ではうどんの麺をテボですくい具をのせて、うどん鉢でゴールに届ける「笑福うどんリレー」も始めた。地域に根差したスポーツイベントを開いたことが評価され、福士さんは社会貢献活動に取り組むアスリートを表彰する「HEROs AWARD 2024」にも選出された。 表敬訪問には福士さんのほか、大会副会長の岡田弘道さん、大会実行委員長の藤田茂樹さんらも参加。池田豊人香川県知事に開催に向けての意気込みを伝えた。 会見で池田知事は「この駅伝大会はすっかり香川の春の訪れを感じさせるものになった。2026年には香川県立アリーナをスタートとゴールにした新たなマラソン大会も開催する。福士さんには香川のマラソンの顔としてそちらも盛り上げる力添えをしてもらいたい」と話す。 福士さんは「大会の参加者が笑って福を呼べるようなイベントにしたいと第1回から開催してきた。走っている時はしんどくても楽しければ思い出は後から楽しく思い出せるもの。楽しい思い出に残るようなイベント、まず自分たちが楽しめるイベントにしたいと運営している。次回の大会では『うどんリレー』以外にももう一つ楽しいものを作ろうとメンバーたちが話し合っているところなので楽しみにしてもらえれば」と笑顔を見せる。 「HEROs AWARD2024」受賞について「引退してから人の役に立てると思ってもみなかったので受賞には驚いた。自分だけでなく、一緒に運営に携わり盛り上げてくれるメンバーがあってこその受賞なので感謝している」とも。 笑福駅伝のエントリーはRUNNETで受け付ける。参加料は1チームにつき1万5,000円。来年2月16日申し込み締め切り。
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