ライセンス藤原 子どもの意志重視尊重も芸人志したら…「僕のウケてない映像をダイジェストにして見せる」
お笑いコンビ「ライセンス」の藤原一裕が「note #創作大賞2024 オールカテゴリー部門 読者賞」を受賞し、7日、都内で取材に応じた。 作品投稿サイト「note」で、藤原は「妻が怒りの赤鬼化」として妻でタレントの山口美沙をネタに執筆。リアルな日常を描いており、山口は受賞を知ると、喜びながらも「ほらね、私は(賞を)取るっていったでしょ」と手柄を我がもの顔に。授賞式には山口が出席し、賞金も「そのときのギャラですね」と山口のものになる流れだ。 作品には7歳の長女も登場。子育て法については「挑戦したい気持ちを親が奪うのは違う」と、子どもの意志を尊重している。「こないだ『バク転教室に行きたい』と言われて、連れていった」と胸を張った。そんな藤原も娘がお笑い芸人を志した場合は「それだけはあかんというかも・・・」としどろもどろ。大変さを伝えるために「封印してきた僕のウケてない映像をダイジェストにして見せていく」と厳しさを実感させる。 noteを始めたきっかけは、たまたまインスタに載せていたショートエッセーを見た番組スタッフが提案。出演後に「その足でアカウントを作って、数日後に投稿を始めた」と23年9月から月3回投稿を続けている。今回の創作大賞にも「ハッシュタグつけるだけでエントリーできる、すごい手軽だなと思って」と軽い気持ちで応募。52750作品からオールカテゴリー部門で読者賞に選ばれた。受賞が決まり連絡がくると「まさか」と驚きを隠せなかったと振り返った。 芸歴28年目にして「じっくり一人の空間で吟味する、納得するまで書く作業は向いてるのかな」と新たな気づきもあった。今後も「できる限りは続けたい」とnote継続を宣言。目標も多く「まずは書籍化したい。誰か俳優さんにおもしろおかしく映画にもしてもらいたい」と夢はふくらむ一方。さらには夫婦役を「DAIGOさんと北川景子さんにお願いしたいな・・・」と夢見ていた。
報知新聞社