【カンボジア】コッコンの空港、12月初めまでに開業
カンボジア南西部コッコン州に建設されたダラサコル国際空港が12月初めまでに供用が始まる見通しだ。当初は観光客向けの便の利用が見込まれているもよう。クメール・タイムズ(電子版)が12日報じた。 カンボジア民間航空局(SSCA)のシン・チャンセレユブタ次官が明らかにした。同局は、同空港の供用開始の申請を受け付けており、最終的な許可を与えていないが、11月後半か、12月初めに供用が開始される見通しという。 ダラサコル国際空港は、ボタムサコール区に立地。中国の天津優聯投資発展集団(優聯集団、ユニオン・グループ)の現地子会社ユニオン・デベロップメント・グループ(UDG)が2億米ドル(約310億米ドル)を投じて建設した。 面積は218ヘクタール。国際民間航空機関(ICAO)の基準コード「4E」の条件を満たしており、ボーイング777、エアバスのA340やA350などの発着が可能。 開港後は、観光開発が進められているボタムサコール区を訪れる観光客の利用が見込まれている。