アーセナルが新たな“ウーデゴール・パターン”を狙う?レアルから19歳MFギュレルのレンタル検討か
アーセナルは新たな“ウーデゴール・パターン”の成功を狙っているのかもしれない。 2021年1月、当時レアル・マドリーで出場機会に恵まれていなかったマルティン・ウーデゴールをレンタルで獲得したアーセナル。ノルウェー代表MFはすぐさま主力に定着すると、同年夏には完全移籍でのアーセナルに加入した。すると、ウーデゴールは主将として若きチームをけん引し、すでに公式戦158試合に出場。プレミアリーグ優勝争いを演じる中で欠かせない存在となっている。 レアル・マドリーはアルダ・ギュレルをどう扱う? そしてアーセナルは、新たな“ウーデゴール・パターン”を狙っているという。スペイン『スポルト』によると、レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルに関心を示しているようだ。 2023年夏に大きな期待とともにレアル・マドリーへ加入したギュレルだが、初年度は長期離脱を強いられてシーズンの大半を欠場することに。それでも出場したラ・リーガ10試合で6ゴールを奪うと、トルコ代表として出場したEURO2024でも高く評価された。しかし、今季はレアル・マドリーでなかなか先発の機会を掴めず。ラ・リーガ直近7試合で出場は3試合で、いずれもベンチスタートとなっている。『スポルト』によると、ギュレル本人はこうした現状に不満を募らせており、移籍の可能性も浮上しているようだ。 同メディアは、アーセナルが19歳のギュレルに関心を示していると報道。ウーデゴールと同じように、1月にレンタルで獲得することを検討しているという。プレミアリーグやチームにフィットできるかどうか、半年間のレンタルはポテンシャルを見極める大きなチャンスであると伝えられている。 一方でレアル・マドリー側は、ギュレルについて将来を担うスター選手の1人であるとみなしており、放出には消極的であるとも。カルロ・アンチェロッティ監督は、日程が過密になるシーズン後半に向けて、ギュレルをローテーションへ加える考えのようだ。