バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル

勝利したキャメロン・ノリー[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）は18日にシングルス3回戦が行われ、第12シードのC・ノリー（イギリス）がワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク84位のR・バウティスタ=アグ（スペイン）を6-4, 6-3のストレートで下し2年ぶり3度目のベスト8進出を果たすとともに、シングルスマッチ通算200勝を達成した。 【動画】ナダルvsデミノー 2回戦のハイライト！ 28歳で同31位のノリーが同大会に出場するのは5度目。2021年と2022年に8強入りしている。 今大会はシードのため1回戦が免除で、2回戦では予選勝者で同116位のH・マヨ（フランス）が試合途中で棄権し3回戦に進んだ。 迎えた3回戦、ノリーはファーストサービス時に71パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを各セット1度ずつに抑えると、自身は第1セットで2度、第2セットで3度のブレークに成功し、1時間24分で同大会3度目の8強入りを果たした。 また、ノリーはこの勝利によりツアーでシングルスマッチ通算200勝を達成。男子プロテニス協会のATP公式サイトにはノリーのコメントが掲載されており、ノリーは200勝について「とても良い気分だよ。実際には（記録を）知らなかったんだけどね」と明かした。 勝利したノリーは同大会初の4強入りをかけ、準々決勝で第13シードのT・M・エチェベリー（アルゼンチン）と対戦する。エチェベリーは3回戦で世界ランク87位のB・ナカシマ（アメリカ）を下しての勝ち上がり。