【大学選手権】東日本国際大・黒田義信の逆転満塁弾で初戦突破「結果も出すのはすごい」監督称賛
<全日本大学野球選手権:東日本国際大5-1吉備国際大>◇11日◇1回戦◇東京ドーム 3大会連続17度目出場の東日本国際大(南東北)は黒田義信内野手(2年=九州国際大付)の逆転の満塁弾で初戦突破を果たした。 吉備国際大先発の桑島洋輔投手(4年=津田)のパーフェクト投球を前に6回まで出塁がなかったが、7回にチーム初安打を放つと、8回には安打や四球で2死満塁と絶好のチャンス。高校通算43本塁打の黒田が藤木豊監督から「こういう星の下に生まれたんだ、頼むぞ」と後押しされた。そして、この日110球目を捉えた。「データ班の分析を信じた」と追い込まれてからの外寄りカットボールを右中間スタンドに運び、大学通算15本目は自身初となる逆転満塁弾。無安打で迎えた中での1発に「前の打席が良いとは言えなかったので、チームを勢いづける一打を打ちたかった。良い結果になって良かった」と笑顔で振り返った。 指揮官も「こういう大きな大会であのような場面に巡りあっただけではなく、結果も出すのはすごいですね」と称賛した。2回戦では同様に逆転勝利で初戦突破した和歌山大(近畿学生)と対戦する。