異国情緒豊か、赤い光に包まれる中華街…神戸・南京町で25日まで
神戸市中央区の中華街・南京町で、約400個の中国 提灯(ちょうちん)を飾る「南京町ランターンフェア」が開かれている。25日まで。午後4~10時頃に点灯され、赤い光で彩られる。
南京町商店街振興組合が阪神大震災後の1996年から、「神戸ルミナリエ」に合わせて実施してきた冬の風物詩。ルミナリエは前回から1月17日の後に変更されたが、年末開催を続けている。
1日の点灯式で、爆竹の音を合図に街中につるされた提灯がともされると、温かみのある穏やかな赤い光に包まれた。広場では、獅子舞も披露され、観光客らは異国情緒を楽しんだ。
妹と旅行で訪れた長野県上田市の女性は「提灯の赤い光がきれい。中国にいるような雰囲気を楽しめ、来て良かった」と喜んでいた。