倍率はここ10年で半分に・・・教員不足の原因は「人気低下」ではない 教員確保の取り組みは
「通知表」は手書きをやめ 事務作業の省力化する学校増
一方で教員希望者を増やすためには、教員の負担軽減も重要である。 教員の負担となる業務の一つが学期末に生徒1人ひとりに配布される通知表。昔はすべての項目を先生が手書きでつけていたが、実は今は手書きでない学校が多いそうだ。名簿や成績の管理をサポートする校務支援システムを導入して、通知表の作成などの事務作業を省力化しているという。 そのほか学校現場ではタブレット端末の導入や事務作業を補助するスタッフの配置なども行われている。 氏川翔大さんは「昔はこういったという話を聞くと、待遇面も業務量も考えてもらって働きやすい環境になってきていると感じる。やっぱり大変さはあるんですけどそれ以上に楽しい部分とかやりがいがたくさんあるというところに気づけたので楽しくやれている」と前向きに話した。 問題視されている教員不足と教員の働き方。解決するための取り組みが進んでいる。 (テレビ大分)
テレビ大分