【女子バレー】“最強のラストピース”は交替選手の山岸あかね…真鍋監督、33歳のベテランに信頼「献身的にチームのために働いてくれる」
日本バレーボール協会は1日、パリ五輪に臨むメンバー内定選手12人と交替選手1人の計13人を発表した。 「日本チームにとって最強の13人目」。真鍋政義監督(60)が選考理由の説明で、最初に挙げたのは交替選手の山岸あかね(33)だった。世界一の結束のために欠かせない“ラストピース”だと強調した指揮官は「献身的にチームのために働いてくれるし、若手からの信頼もすごく厚い」と語った。 代表に選ばれた同じリベロの福留慧美(26)は「山岸さんに言われたら大丈夫だという安心感がある」と話し、同じくリベロの小島満菜美(29)も「包み込んでくれる」。ただ、包容力あるベテラン自身は「一生懸命バレーボールをしているだけなので。とくに意識はしていません」と笑う。 代表選手にけがなどの不測の事態がない限りは黒子に徹することになるが、山岸は「チームのためになるのなら。必要としていただいているのが、うれしいこと」とサポートに徹するつもりだ。 【五輪内定選手】 ▽セッター 岩崎こよみ、関菜々巳 ▽アウトサイドヒッター/オポジット 井上愛里沙、古賀紗理那、林琴奈、石川真佑、和田由紀子 ▽ミドルブロッカー 宮部藍梨、山田二千華、荒木彩花 ▽リベロ 小島満菜美、福留慧美 ※交替選手 山岸あかね
中日スポーツ