66キロ→73キロと階級上げを成功させた増量メシ パリパラリンピック金メダル獲得の柔道瀬戸勇次郎が明かす
パリパラリンピック柔道日本代表選手で男子73キロ級金メダル瀬戸勇次郎選手、女子48キロ級銀メダル半谷静香選手、女子57キロ級金メダル廣瀬順子選手・女子70キロ級銅メダル小川和紗選手が12日に会見を行いました。 【画像】母校に凱旋したパリ柔道「銀・銅」舟久保遥香選手 記者から最も多くの質問が集まったのは瀬戸選手。東京大会は66キロ級で出場し銅メダルを獲得。パリでは73キロ級に階級を上げ金メダル。3年間で7キロもの増量を乗り越え、パラリンピックの頂点に立ちました。 階級上げの道のりについて質問を受けた瀬戸選手は「最終的には一時79キロから73まで落として体を作っていくことができた。完全に73キロ級の体を作るのは3年では無理だろうと思っていたが、試合ごとに自分の最大のパフォーマンスを発揮することを重点において練習・調整を心がけ、去年からウエイトトレーニングに取り組んで、最終的には73キロでも十分戦える体ができたのはすごく良かった」と語りました。 また「増量のためによく食べていたメニューは?」と聞かれた瀬戸選手は、「基本的に自炊なもので」と困惑な表情。「料理に名前なんかないような、肉を焼いたものをよく食べていました」と頬を緩ませながら答えていました。