大室山スイーツで誘客 JR東とタッグ あす17品発売―伊東お菓子ぃ共和国
伊東市内の製菓業者らでつくる「伊東お菓子ぃ共和国」(小内正敬大統領)は21日から、新開発の大室山をモチーフにした片手で持てるスイーツを発売する。JR東日本と協力して16店が17商品を作った。若者をターゲットに、食べ歩きや写真映えを重視した切り口で誘客を促進する。 JRの大型企画「伊豆・熱海観光キャンペーン『惚(ほ)れ旅』」の一環。共和国では7月ごろから準備を始め、主に抹茶を用いた緑色で山の形の菓子を開発した。パフェやジェラート、水まんじゅうなどをそろえた。 周知のため「大室山スイーツ」と題したA3判パンフレットを、全6万部製作した。2万部は市内、4万部は関東圏のJR各駅で配布する。東海バスの中づり広告や、伊豆急伊豆高原駅構内への地図掲出もする。 八幡野でレマンの森を営む小内大統領は、緑色のサツマイモクリームを乗せた「大室山シューアイス」(540円)を販売する。「食べ歩きはこれまで弱かった部分。伊東は人口当たりの製菓店数が全国随一で、海や温泉と並びお菓子が名物の町だと発信したい」と意気込みを語った。 市も「画になる伊東発信事業」として、スイーツの情報発信を支援する。
伊豆新聞デジタル