「Jリーグ→海外」最高額は? 歴代移籍金ランキング6位。名古屋が大儲け!? 加入→半年後に8億円を残したのは?
明治安田Jリーグの2024シーズンが開幕した。今季も予想外の選手が大ブレイクを果たし、私たちに驚きと興奮をもたらしてくれるだろう。多額の移籍金を残して海外クラブへステップアップする逸材が現れるかもしれない。そこで今回はJリーグから海外へ移籍を果たした選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍に関する情報やスタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
6位:ダヴィ(ブラジル) 生年月日:1984年3月10日 移籍:名古屋グランパス→ウム・サラル(カタール) 移籍日:2009年7月1日 移籍金:570万ユーロ(約7.98億円) ブラジル人FWダヴィは、北海道コンサドーレ札幌や名古屋グランパス、鹿島アントラーズなど、複数のJクラブで実績を残してきた。 ダヴィは2007年にヴィトーリア(ブラジル)から当時J2に所属していた札幌に加入。1年目からJ2で17ゴールを挙げてJ1昇格に大きく貢献すると、2008シーズンはJ1で得点ランキング2位となる16ゴールをマークした。しかしダヴィの活躍も虚しく、札幌はJ2降格の憂き目に遭ってしまう。シーズン終了後、同選手は名古屋へ活躍の場を移すことを決断した。 移籍加入した名古屋では2009シーズン開幕戦(大分トリニータ戦)で早速2ゴールをマークし完璧な滑り出し。攻撃の中心としてゴールを量産したが、加入後約半年後の夏の移籍市場でカタールのウム・サラルへ引き抜かれた。名古屋としてはチームの核となる選手だっただけに、わずか半年での退団は痛手だったはずだ。移籍金570万ユーロ(約7.98億円)を残して、Jリーグを去っている。 その約2年後、ダヴィはJリーグの舞台に復帰する。ヴァンフォーレ甲府、鹿島アントラーズ、松本山雅、ギラヴァンツ北九州と日本全国のクラブを渡り歩き、J1通算104試合46ゴール、J2通算80試合49ゴール、J3通算18試合4ゴールという輝かしい記録を打ち立てた。2019年に現役を引退している。
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