インドネシア、新閣僚48人に 60年代以来最多、財務相が留任
【ジャカルタ共同】インドネシアで21日、プラボウォ新大統領の内閣が発足した。閣僚を34人から48人に増やし、1960年代以来最多。ムルヤニ財務相が留任するなど顔触れはジョコ前政権と約3分の1が同じで、プラボウォ氏は、自身が掲げる前政権からの継承路線を鮮明にした。 外相にはプラボウォ氏率いるグリンドラ党の副党首スギオノ氏が就任。国防相にもプラボウォ氏の右腕シャフリ氏が任命されており、内閣の要職がプラボウォ氏側近で固められた。 前政権下で9月、省庁数の上限を撤廃する改正案が可決され、今月15日に施行された。新内閣は国旗の色から「赤白内閣」と命名された。