武者行列で時間旅行 20日に「織田まつり」 秋の味覚にも舌鼓/兵庫・丹波市
兵庫県丹波市の柏原町中心市街地で、あす20日午前10時―午後4時、恒例の「織田まつりとうまいもんフェスタ」(同実行委員会主催)が開かれる。武者行列では衣装をまとい、毛やりや挟み箱などを手にした約80人が街中を練り歩き、戦国時代にタイムスリップしたかのような光景を演出する。丹波の秋の味覚にも舌鼓を打てる。 武者行列は午後零時20分に柏原藩陣屋跡をスタートする予定。織田信長の直系18代目の子孫・織田信孝さんが「殿様」役で歩く。同陣屋跡では信長を祭る建勲神社のみこし「鳳輦(ほうれん)」が展示される。初企画として武者や姫、殿、忍びなどに扮して参加する「戦国コスプレ大会」を催す。 柏原自治会館で開かれる同フェスタには、約25店舗が出店。黒枝豆や栗、大納言小豆といった特産などを提供する。また、「喜作」(同市柏原町)、「かねのね丹波」(同町上小倉)、「うなぎ辻判」(同市春日町国領)の3店舗は高級食材を使った1万円の「丹波プレミアム弁当」を販売する。