【巨人】「感覚はなくさないように」馬場皐輔がブルペンで51球
巨人・馬場皐輔投手が9日、ジャイアンツ球場で自主トレを行い、ブルペンで座った捕手に51球の投球練習を行った。 年始は元日からトレーニングをしており、投球練習は昨年12月26日以来。このオフは6~7割の強度で継続的にブルペンに入っている。「感覚はなくさないように。僕、(オフの投球練習を)空けた年もありますし空けない年もあったんですけど、空けない年の方が良かったです。シーズンの6~7割はキープできていたら、すぐ10には持っていける」と説明した。 昨季の1登板から巻き返しを期して臨む2025年。昨オフはなかなか期間を空けずに投球練習をできなかったが、19、20年オフは今オフのように継続し、20年が32登板、21登板が自己最多の44登板だった。「21年に44試合投げてから空けたら、22年に前の年の感覚が分からなくなって。映像を見て同じフォームでも、筋肉の神経伝達の感覚がマヒしていた。自分の中で幹があるので、幹が薄くなって消えてしまうと修正が利かなくなってしまう」といい、「その作業をどれだけ落とさずにできるか。今のところできています」とうなずいた。
報知新聞社