仕事の効率化などで期待 小学校で「生成AI」研修 教員が使用方法や注意点学ぶ 「テストの問題文のたたき台になる」
20日、長野県安曇野市の小学校で、仕事の効率化や授業の充実につなげようと、生成AIについての研修会が開かれました。 教頭: 「生成AIを使ったことある人?」 教員: 「…」 20日、安曇野市の明北小学校で開かれた職員研修。テーマは「生成AI」です。 生成AIは、人工知能により情報収集や文章作成などを行います。仕事の効率化や授業の充実にも繋がることが期待され、研修会では教員たちが実際の使用方法を体験しました。
こちらの教員は「4年生の社会、ごみ処理に関するテスト問題を作成して」と入力。すると、すぐに問題文が表示されました。 教員: 「『ごみ処理について』って入力しただけなんですが、実際に学習した内容が出てますね。(問題制作の)たたき台になるっていうことでいいなと感じました」
また、個人情報を使用しないことや、誤った情報が含まれる場合があることなど、注意点も確認しました。 使い方次第で、心強い味方にもなる生成AI。教育現場での活用も広がりそうです。 明北小学校の教頭: 「ゼロからのスタートでは時間がかかるので、たたき台にして50からスタートすれば、仕事が半分で済む。(生成AIの活用は)一つの働き方としてありかなと」
長野放送
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